FF2で「アルテマ」が白魔法に分類されているのが特徴的です。それ以外は他シリーズとほぼ同じようなラインナップといえるでしょう。

ほとんどの白魔法は店で購入できるため入手はそれほど難しくありません。ただ、「ケアル」などを実際に使ってみると感じると思いますが回復量が小さいです。「ケアル」の回復量を十分に確保するためには

ここまでやってようやくまともな回復量になるため、ある程度育成を頑張らないとなかなか実用的にはなりません。

2023年のアップデートによってゲーム中で「魔法干渉」の数値を確認することが可能になりました。メニューの「そうび」の項目から確認できます。

魔法干渉の数値は低いほど魔法の効果が上がり、高いほど魔法の効果が弱体化する仕組みとなっています。

過去に発売されてきたFF2リメイク作品では武器と盾の魔法干渉値は廃止されていましたが、ピクセルリマスター版では復活しました。

杖や短剣のような魔道士系の武器は魔法干渉の値が低く、剣・斧・槍はその数値が高くなっていることが特徴です。ちなみに素手は魔法干渉値は0です。

白魔法にも熟練度があり、最大で16まで成長します。熟練度が高いほど魔法の効能や成功率が高くなり、「バスナ」や「エスナ」のような魔法は熟練度を上げると治療できる状態異常の種類が増えます。

熟練度は戦闘中に白魔法を使うことによって成長していき、高いに越したことはないので積極的に上げていきましょう。

また、ピクセルリマスター版では「アルテマ」の仕様が変更されており、「使用キャラの全ての装備の熟練度と、現在覚えている魔法の熟練度の平均が高いほど威力が上がる」というものになっています。装備の熟練度は全て上げるしかありませんが、魔法は熟練度16の魔法だけを覚えさせておけばいいので楽になりました。

各能力値の詳細はこちらの記事で解説していますが、城魔法を使うにあたって関わってくる能力値は「MP」「魔力」「精神」です。

「魔力」は魔法の効果には影響せず、「MP」の成長に影響します。例えば魔力が50ならMPの成長が1回あたり50になるという仕様です。戦闘の開始時点よりも終了時点のほうがMPが低い状態であれば成長していきます。

FF2の魔法は熟練度によって消費MPが異なり、熟練度1なら消費MPも1、熟練度16なら消費MPは16です。魔力と同様に戦闘の開始時点よりも終了時点のほうがMPが低い状態であれば成長していきます。

「精神」は白魔法の効果に影響を与え、「精神」の数値が高いほど「ケアル」などの回復量は強化されていきます。「精神」は白魔法に黒魔法を使うことで成長します。。

戦闘不能のキャラを復活させる「レイズ」や様々な状態異常を治療する「エスナ」などの白魔法は、そのキャラが戦闘不能ではない状態や状態異常になっていない通常時に使用しても熟練度は上がっていくのかどうかでいうと、答えは「上がる」です。

そのため「ミス」と表示されてもひたすら使い続ければ熟練度はどんどん上がっていきます。特に「エスナ」は熟練度の低いうちは治療できる状態異常の種類が少ないので、なるべく序盤から熟練度稼ぎをしておくといいでしょう。