熟練度システムについて|FF3ピクセルリマスター
熟練度システムについて解説
FF3では「熟練度」というシステムが採用されています。熟練度はジョブごとに設定されているレベルようなもので、全てのジョブは熟練度1からスタートして最大99まで上昇します。
熟練度を上げると、そのジョブで使う「たたかう」や魔法、専用コマンド技が強化され、「たたかう」ではhit数が伸びてダメージ量が大きくなります。黒魔法や白魔法であればダメージ量や回復量が増え、「竜騎士」の「ジャンプ」や、「空手家」の「けり」などのコマンドも強化されていきます。
熟練度を上げることにデメリットはなく、さらにレベルよりも簡単に上げることができるため新しいジョブに変更したらまずは熟練度上げをすると良いでしょう。
ピクセルリマスター版では熟練度はかなり上がりやすいように仕様変更されていて、どのジョブも「5回行動」を取ることで1ずつ成長していきます。1度の戦闘で上昇する熟練度は1が上限です。
熟練度を効率的に上げる方法
熟練度は「5回行動するごとに1上昇する。」という仕組みで、もう少し詳しく説明すると下記のようになっています。
敵の強弱は関係なく、敵が「ゴブリン」でも「レッドドラゴン」でも平等に5回行動すれば1上昇する。 防御でも行動1回としてカウントされる。 1度の戦闘で上昇する熟練度は1が上限。 |
熟練度上げをするには出現するモンスターは弱いほど安全で効率が良いです。場所は浮遊大陸の「ウルの村」周辺が良いでしょう。パーティ全員を後列にしておき、「ぼうぎょ」で5ターン経過させてから敵を倒せばOKです。
5ターン目で倒してしまうと、5ターン目で味方全員が行動しきれないので、5ターン目で倒すようにしましょう。
熟練度1と99でのダメージ比較検証
いくつかのジョブで、熟練度「1」と熟練度「99」でどの程度ダメージ量に差が出るかを実験してみました。
空手家の「たたかう」で比較
「ゴブリン」に対して攻撃したときのダメージを比較。 ジョブは「空手家」を選択。 「たたかう」を使用して攻撃。 前衛。 武器は装備せず、「素手」で攻撃。 キャラのレベルは50。 試行回数は10回で、平均値をとったもの。 |
上記の条件で比較を行いました。其の結果、下記のような結果になりました。
熟練度 | 平均ダメージ | 平均hit数 | 1hitあたりのダメージ |
---|---|---|---|
熟練度1 | 1872 | 17 | 110 |
熟練度99 | 6612 | 31 | 213 |
なんと3倍以上のダメージ差が出ました。1hitあたりのダメージ量も伸びています。
魔人の「フレア」で比較
「ゴブリン」に対して攻撃したときのダメージを比較。 ジョブは「魔人」を選択。 黒魔法「フレア」を使用。 前衛。 武器は装備せず、「素手」で攻撃。 キャラのレベルは50。 試行回数は10回で、平均値をとったもの。 |
今回は「魔人」に黒魔法「フレア」を使わせて比較検証を行いました。魔法なのでhit数の概念は無いため純粋なダメージのみでの比較です。
熟練度 | 平均ダメージ |
---|---|
熟練度1 | 5412 |
熟練度99 | 7234 |
今回は約1.3倍のダメージ増になりました。「空手家」の「たたかう」のように3倍のような差異は出ませんでしたが、ダメージ量でいくと2000近くも増えています。