召喚魔法の専門家で、「幻術師」が扱える「白黒召喚」とは異なり、「魔界幻士」は攻撃に特化した「合体召喚」を使うことができます。両社の違いをざっくり説明すると「幻術師」の召喚魔法はランダムで2つの効果のうち1つを発動するもので、片方が攻撃中心の効果、もう片方が回復や補助中心の効果であることから「白黒召喚」と呼ばれています。これに対し、「魔界幻士」の扱える「合体召喚」は効果は1種類のみで、各召喚魔法で強力な攻撃を行うことができます。「合体召喚」のほうがランダム要素がなく高威力なので使いやすいです。

「合体召喚」は「魔界幻士」だけでなく「賢者」も使うことができます。「賢者」はそれ以外にも黒魔法・白魔法を使うことができるという特徴もあるのですが、「魔界幻士」とどちらが優れているかでいうと、通常プレイであれば「賢者」のほうが優れていると言えるかと思います。

というのも、「魔界幻士」の成長は晩成型で、大半のプレイヤーがラスボスに到達する頃のLv50では「知性」「MP」のどちらも「賢者」のほうが高いです。それで白魔法・黒魔法も使えるのですから「賢者」のほうが優れていると言わざるを得ないでしょう。

では「魔界幻士」は使い道のないジョブなのかというと決してそんなことはなく、それ以降の成長で「賢者」よりも「魔界幻士」のほうがMPが高くなります。「魔界幻士」はLv99の時点でLv8のMPが17あるのに対し、「賢者」は10で成長が止まります。なのでやりこみ派プレイヤーで召喚魔法をたくさん使いたいプレイヤーは「魔界幻士」を選択しましょう。

【Lv50時点でのMPの比較】

【Lv99時点でのMPの比較】

【Lv50時点での知性の比較】

【Lv99時点での知性の比較】

知性：高いほど黒魔法と召喚魔法の威力が上昇する。

魔界幻士が装備可能な盾はありません。